IkeHaku
理不尽なJO
理不尽なJO

fanbox


7/16完成稿更新【リクエスト】スクールアイドル、セクハラVR体験の罠【早読ver】

進行中のskebリクエストの進捗早読になります。 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の中須かすみちゃんがVR体験会場でセクハラを受けちゃう話です。 とりあえずファンタジー仮想世界で強制パンチラなところまで。 この後は、ミニスカポリスで潜入捜査的なシチュ体験から、逆に捕まって色々されちゃう的な展開を予定しております。 5/28 加筆しております。 7/16 完成稿として更新。 ──以下、本文── 「おおっ、VR体験会?! そんなものに、このかすみんが参加出来るとはっ。やっぱりかすみんってば、可愛いだけじゃなくて運もいいですね!」  そんな風に自分を讃えながら、鼻歌まじりに今にもスキップを踏み出すような足取りで街を練り歩くのは、中須かすみ。虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会所属のJKで、同じ同好会のメンバーにちょくちょく悪戯を仕掛けるお調子者的立ち位置を確立させた、自称可愛さナンバーワンの女の子である。  そんなかすみが、なぜこんなにもご満悦な様子でいるのかというと── 「この激レアVR体験会に当選したからなのですっ、えっへん!!」  ポーズを決めながら、高らかに宣言するかすみ。誰に言い聞かせる訳でも無いそれは、ただの自己陶酔のような物。それが今のかすみのテンションの昂り具合を物語っていると言えようか。  無意味に大きい声のボリュームも、上機嫌である様を表していた。周りからは時折奇異な視線を送られるが、そんなものは気にしていない。まさにそれはステージに立つ偶像としての素質の証左なのかもしれない。  当のかすみは、それを素の行動として行っているので、自覚は無いのだが。ともかく、差し迫った春の陽気に当てられ て、かすみはいつも以上に浮かれていたのだ。  そんな、意気揚々なかすみだから── 「あっ……きゃ、きゃあっ!?」  油断があった。  春一番が作り出した風の悪戯に不意に襲われたかすみは、思わずかぶっているベレー帽を押さえてしまったのだ。その結果は下半身に顕著に表れる。  ミニと言って差し支えないかすみのスカートはいとも容易く舞い上がり、その奥から白いふとももが──延いては、乙女が秘めたるはずの布地までもが無防備に露わになってしまう。  魅惑のデルタの色はピンク。白いレースがふんだんにあしらわれたキュートで可憐なそのショーツは、通行人の異性達の熱視線を引き寄せてしまうのは必然。  かすみは慌ててスカートの前側を押さえるが、時すでに遅し。むしろ、追撃と言える突風が今度はかすみを正面から襲ってきてしまう。 「えっ、ええっ?!」  かすみのガードを嘲笑うようなその風は、露骨に後ろ側のスカートの裾をはためかせた。お尻が外気に晒される感覚がかすみの羞恥心を煽り立てる。 (かっ、かすみん、大サービス過ぎない?!)  そんな風に他人事のように思考しないと、茹でダコのように真っ赤になってしまいそうだった。それ程に下着が丸見え状態にされてしまったのである。  そして実際そのサービスの施しを受けた周りの異性達が、ゴクリと喉を鳴らすのが聞こえてしまう。そんなあからさまな反応をされれば、さしものかすみも動揺はひとしおか。 (か、かすみんのパンツ見て……なんか皆んな興奮されてるんですけどおぉぉぉっ!!)  鼻の下を伸ばして固まっている彼らの中を、かすみはスカートを押さえながら歩調を早めた。表情には羞恥の色を濃く浮かばせ、まるで逃げるような姿である。普段纏っているどこか飄々とした余裕は微塵もなく、かすみは顔を引き攣らせていた。  そんな体で駆け込んでいった先は、VR体験会の会場となっている建物である。 「ま、まぁ……終わりよければ全てよし。日頃の行いが良いかすみんだからゲット出来たVR体験会を存分に楽しんで、今日という日を意義にあふれたものにするのみ、ですねっ!」  先程のパンチラハプニングでの動揺をなんとか誤魔化すような独り言を呟きながら、かすみは受付へと向かう。自分を鼓舞したことで、かすみは平常心を取り戻しながらも興奮度合いは増していった。  受付用紙に記入する段階では、かすみの気分は最高潮間近まで上り詰めていたのだ。この切り替えの早さはアイドル活動においても強みであろうか。  さて、スタッフに案内された先、VR体験会ブースへと赴いていくかすみ。そこは文字通り仮想現実を体感するためのものであり、仰々しいVRゴーグルが備え付けられていた。 「うわぁっ、これは期待大ですねっ! かすみん、もう楽しみで仕方ありませんよ~っ!」  説明書を手に取りながら胸を踊らせるかすみ。選べるVRコースを吟味しながら、自分がその仮想世界で活躍する姿に想いを馳せていく。  そうやってかすみがまず選んだのは、王道的な剣と魔法のファンタジー世界。  スタートと共に中世の様相を呈する風景が360度に展開されていくのは壮観の一言。生い茂る草木の香りすら鼻腔に届いてきそうで、かすみの高揚感は天井知らずだ。 (こっ、これは……っ、スゴイですよっ! さすが普通に購入すればJKでは手が出ないような高額な体験会! リアルさがハンパ無いです……っ!!)  思わず感動に打ち震える。その世界では、かすみは漫画やアニメの主人公のような騎士装備を身に纏っている。手には剣を携えており、連動するガジェットを操作すれば、それを自在に操れる。  かすみは子供のように瞳を輝かせながら──とは言っても実際はゴーグルに覆われてその様は隠されているのだが──ブンブンと剣を振り回して、その感覚に浸っていた。  そんな風にかすみがその世界を堪能していると、薮からガサガサと物音が。 (おおっ、さっそくモンスターの登場ですかっ!?)  かすみは咄嗟に剣を構えて、臨戦態勢を取る。スクールアイドルの力を、中須かすみの力を見せつけてやろうと、鼻息を荒くした。  ぴょこんっ、と飛び出してきた見るからに雑魚モンスターのそれに向かって、かすみは力強く跳躍を見せた。振りかぶった剣で、勢いのある一閃を見舞う。 「ぷぎゅっ」  少し可愛く思えてしまう断末魔と共に、霧散していくモンスター。かすみは鮮やかな戦闘デビューを飾り、さらにテンションが昂りを見せる。その勢いに乗ったまま、かすみは次のモンスターへと駆け出していった。 「くく……っ、しめしめ。今回も可愛い女の子が来てくれるなぁ……」  VR体験会場でスタッフ達は口端を吊り上げ、下卑た嗤いを浮かべている。今日も今日とて彼らは、収穫のための罠を仕掛けてこの場を展開しているのだ。  無料という事で釣れば、若い娘達は無警戒にホイホイ参加を決め込んでくるものである。そして、視覚も聴覚も仮想世界に囚われてしまえば、現実での悪戯は容易いもの。悪徳スタッフ達の思うがままに、無垢な少女は毒牙にかかってしまうのだ。  要は──VRを利用したセクハラ、痴漢の温床。  それが、このVR体験会企画の実態であったのだ。不幸にもかすみは、そんな彼らが作り上げた舞台にまんまと引き摺り込まれてしまっていた。  そんなかすみは、今まさにVRの世界でモンスター相手に大立ち回りを演じている最中。何匹目かのモンスターを斬り伏せると、気分良さそうにガッツポーズを決めてみせる。仮想世界で悦に浸るかすみと、現実世界のその背後で不穏に蠢くスタッフ達。この空間ではそんなアンバランスな構図が繰り広げられているが、VRという透明な檻に囚われているかすみはその事実を認識できない。  さて、仮想世界では装備品を身につけてはいても、実際は私服のまま激しい動きをしているかすみだ。当然の如くスカートは容易く翻り、その中身もあられもなくお披露目状態となってしまう。  VRゴーグルをつけて動き回るかすみ自身は、そんなはしたない姿を晒していることも知り得ない訳で…… 「うはっ、ピンクパンツ丸見え~っ! 」 「いいですねぇ、ミニスカートでこんな張り切っちゃって!! オジサン達にガン見されちゃってるんですよ~?!」  声の響くそこはVR体験会場にある、とある一室。スタッフ達が色めき立っていた。  かすみの体験ブースに仕掛けられた盗撮カメラの映像をモニターに大写しにして、JKの下半身を堪能していた。 「えっと……中須……かすみ……ちゃん、だって。ほほう、スクールアイドルとして活動中、ねぇ。そりゃあ、可愛いわけか」  かすみが受付で記載した情報を元に、スタッフはすでにその素性を探りだしてきていた。偶像として、幾多のファンの前で歌い踊る少女を性的な対象として消費できる背徳感。スカートの奥のピンク色の下着がモニターに映される度、彼らは満足げに口角を吊り上げる。 「こんな赤裸々にパンチラ晒してくれるなんて……。良い娘だねぇ、かすみちゃん」 「っておい、誰かブースに侵入してるぞ。まったく、我慢の効かない奴らだなぁ」  咎めるというより、仕方の無い奴らだと言ったように、肩をすくめてスタッフは苦笑した。その言葉の通り、モニターには若いスタッフ二人がブースに入ってくる様子が見てとれる。かすみは依然VRに夢中で、それに気付いた様子はない。 「まぁ、あのVRゴーグルを付けてると認知機能が低下していく効果もあるし、バレるような事はまず無いだろうけど……」  と、独りごちながらブースの様子を見守るスタッフ達。仮想世界に囚われ無防備な少女に対しどのような悪戯が展開されるのであろうか。そんな期待を胸に抱きながら、モニターを注視している。  彼らがブースに持ち込んだもの、それは── 「ほうほう……。ブロワーかぁ……」  納得するように、その道具をまじまじと眺めながら頷くスタッフ達。強風のような空気の出力を生み出すそれの用途など、言わずとも知れるものであろう。  折しも、仮想世界のかすみは着々と高レベルのモンスターとの戦闘へと進行していっており、今は魔法を操る敵と対峙しているようだった。  正に格好のシチュエーションと呼べよう状況に早速ブースに忍び寄った若手スタッフ達の悪戯計画が始まる。 「おおっ、次は魔法を操るゴブリン的なモンスターですかっ。かすみんの剣捌きでサクッとやっつけちゃいますよ!!」  仮想世界の中で息巻くかすみは、剣を天高く掲げる。ゴブリンメイジ二匹を相手に、アイドル仕込みの軽快なステップを踏むと、先手必勝とばかりに飛び掛かろうとする。繰り出した一撃は見事に、ゴブリンメイジを一刀両断。  得意げに次の一匹もその切っ先の餌食にしようと、視線をそちらに向けるかすみ。だが、そのモンスターは既に杖を構えており、怪しい光に包まれ出していた。 「くっ!? こ、これは魔法の発動ってやつですか……っ」  かすみは警戒し、一旦距離を取る。だが、それは悪手だった。次の瞬間…… ──ヒュゴオオオォォォッ!  と、乱れた気流の音と共に、猛烈な突風が吹き荒れた。吹き荒ぶ風が、刃となってかすみの身を襲っていく。 「うっ、うわぁッ!? か、かすみん、少し油断しちゃいましたか……。し、しかし、風魔法の感じもすっごいリアルです……っ」  風の魔法に襲われた全身の感覚のリアリティさが織りなす臨場感に、何度目かわからない感銘を受けるかすみ。  が、そんな心の内は同時に更なる隙を見せてしまうようになり、二の矢となる風魔法への対応も後手後手となってしまう。結果、剣でガードするようしながらも、再び全身に風の刃を浴びてしまうかすみ。 「うひゃああッ?! や、やりましたねぇ……っ、このぉっ!」  と、気概を奮い立たせ用とするかすみだが、その時ふと自分の装備に起きている事に気づく。鋭い風魔法で、かすみの騎士装備は無残にも切り刻まれてしまっていたのだ。とりわけ上手く防御出来ていなかったであろう腰当て部分のダメージが顕著で、下半身はほぼ私服姿のミニスカートだけのように露出してしまっていた。 「あっ、あれぇ!? リ、リアルなのはいいんですけど、これは……」  そう、この状態で風な魔法なんて受けてしまえば──  と、思い至ったとほぼ同じタイミングで、モンスターの攻撃は容赦なくかすみに襲いかかっていた。 ──ヒュゴオオォォッ! 「ああんっ!? や、やっぱりぃ……ッ!!」  ミニスカートが大きく風魔法に煽られ、その中身が晒されてしまう。ピンク色の可愛らしいショーツが仮想世界でも露わにされてしまう羞恥に、かすみは顔を染めた。  しかし、如何に狙いすまされたような風チラとは言え、秘めたるはずの下着を誰かに見られるシチュエーションでの上で初めて恥ずかしさが込み上げるもの。  この仮想空間でパンチラを晒したとて、それが乙女にとって本当の意味での恥辱に至るはずも無い。そんな風にかすみが思考を切り替えるようとするが…… 「なっ、なんかっ、モンスターなのに、鼻の下伸ばしてる気がするんですけどぉ……っ?!」  ミニスカートから伸びる、かすみの白いふともも。その奥を見透かして、品評するかのようなゴブリンメイジの視線に、思わず身震いするかすみ。モンスターが醸し出すそんな思春期の男子学生のような反応に、かすみは戸惑い、たじろいでしまう。  相対する敵は、キバを見せながら長く裂けたような口で笑みを形作る。そして、またも杖を構えて、魔法発動の気配を漂わせる。 「えっ、ええいっ! もうっ、しつこいですよぉっ!!」  かすみは、そんなモンスターのセクハラに屈する訳にはいかないと、剣で応戦の姿勢を整えた。しかし、羞恥心はその動きを鈍らせ、一足先に風魔法の攻撃を許してしまう。 「まっ、またぁ……っ!? ちょっとエッチ過ぎませんか!」  と、不平を吠えるかすみ。軽口を叩く余裕を取り戻してるのは、風魔法が来るとわかっていればその対処も出来ると踏んだからだ。  剣を携えた右手でスカートの前側、片方の手でお尻側を、と、その防壁布地がはためくのをしっかりとガードする。そうして風の刃は上半身に直撃してしまい、仮想世界的にはダメージを被ってしまう。 「そっ、それでも……っ」  が、ショーツを下世話に覗かれてしまう尊厳の損失を思えば、それは致し方ないという判断である。実際、こうすればミニスカートが無様に捲れる事は無く、下半身の防御は鉄壁だ。 「これで、風が収まったらエロゴブリンをお仕置きして……って、あれェ?!」  かみすから悲鳴にも似た素っ頓狂な声が上がる。それもそのはず、後ろのスカートを押さえていたはずの左手が突如掴み上げられていたのだ。  その犯人は、人型をした樹木のようなモンスターだった。どのタイミングで出現したかもわからないその無機質な存在。そんなモンスターが、ただただかすみの左手を拘束する事だけを命題と言ったように力強く握りしめてきている。 「えっ、えっ、えええッ!? い、いつの間に……って、てか、離してくださいよぉっ!! ス、スカート押さえてないとっ……」  当然の帰結が如く、後ろ側のスカートが強風により煽られてしまう。 「やっ、や~~んっ、パンツばっか見ようとするなぁ~~っ!!」  丸見えになっているであろう臀部側を、ゴブリンメイジのいやらしい目から隠すため腰を引くかすみ。しかし、樹木モンスターに掴まれた左手首を引っ張られ、そして…… ──ぐるんっ。  と、捻るように返されると、体勢が180度変わってしまう。そんな早業に、かすみの対処は追いつかない。  結果、ゴブリンメイジにお尻を突き出すようにされてしまい、ぴちっとショーツに包まれたヒップが、なんとも無防備に晒し出されてしまうではないか。 「うあっ、こ、これは……っ! 」  風圧を感じると同時に羞恥心が込み上げる。振り向けば、ゴブリンメイジはかすみのお尻にむしゃぶりつかんばかりの下衆な笑みを浮かべている。体温が上がるのを自覚出来る程の恥辱が、かすみを襲う。 「かすみんのパンチラ、さすがにガン見しすぎでなのでわァ!?」  恥ずかしさに悶えながら、叫ぶかすみ。さすがに、と剣を携えた方の手でお尻を隠そうと試みる。が…… 「って、またぁ……っ!」 ──ぐるんっ、と樹木モンスターにダンスの相手のように操られ、また体の向きが変えられてしまう。今度は正面から風を浴びるようになり、ピンク色の全面デルタゾーンが大公開だ。桃色布地と、ふとももの付け根が織りなす魅惑の様相を、モンスター特有の醜悪さ溢れた表情でねっとりと観察されてしまう。その視線に、ショーツのリボンの形や、クロッチ部の少しだけ色濃くなっているといった詳細までも捉えられてしまったであろう事は明らかで、どこまでも羞恥心が焚き付けられる。  かすみの恥いる気持ちがどんどん膨らんでいき、顔を真っ赤にさせたまま目尻は下がっていく。 「あ、ああぅ……っ、い、いい加減に……」  そんな辱めに、かすみは身をよじりながら剣を握る手に力を込めた。意を決したように、ミニスカートの後ろ側を押さえていたその右腕を離す。  そして、かすみは無我夢中で剣を振り回した。パニック一歩手前の心境で仕掛けようとする剣技は、一見お粗末なもの。しかし、その剣の軌跡は、スキル発動のコマンドを意図せずして実行していたのであった。  剣が輝きを帯び、まるで身体ごと引っ張られるように華麗な斬撃を嵐のように繰り出していく。 「おおっ!? な、なんかスゴいですよ、コレっ!」  と、かすみは感嘆の声を上げた。そんな剣の舞は、樹木モンスターを瞬く間に細切れにしていく。討伐の証として、光の粒子となって消えていくモンスター。  その圧倒ぶりに、先ほどまでの情けない表情は何処へやら、かすみはご満悦な笑みを浮かべる。その口元は、アイドルが見せるようなそれではない嗜虐的な部類のものも帯びながら、ゴブリンメイジへと向き直る。 「さぁ、次はこのエロゴブリンをお仕置きですっ! 覚悟してくださ……って、あれぇ!?」  かすみは目を丸くした。相対する憎きモンスターの構えている杖の光が、先ほどより明らかに大きくなっていのだ。意気揚々と、次なる攻撃の体勢を作ろうとしていたかすみだが、目が眩みそうな程の光量に、尻込みをしてしまう。 「これ……なんか、まずそうですね……っ!」  しかし、かすみのそんな懸念を他所に、ゴブリンメイジは魔法を発動してしまう。   今まで受けた風魔法と違い、振りかざされた杖からは、巨大な炎柱がが噴射されていた。瞬間、かすみの視界が赤一色に染まりゆく。躱すような余裕をまるで与えず、全身を焼き焦がさんとする豪炎の直撃を、かすみは真正面から浴びてしまったのだ。 『GAME OVER』  世界が、視界が暗転した後、そんな文字が大きく表示された。かすみのファンタジー仮想世界での冒険は、終わりを告げていた。 「ま、まぁ……最初としては上出来、ですよねっ」  かすみは自分に言い聞かせるように呟きながら、VRゴーグルを頭から外した。汗ばんだ額をハンカチで拭う。  ふぅ、と息を吐きながら、何かとても恥ずかしい目にあったような、そんな感覚にかすみは囚われていた。事実、仮想世界内でモンスターにセクハラ攻撃を受けていた訳なのだが、当のかすみの認識としては、VRでファンタジー世界を冒険していたというおぼろげな記憶があるのみ。自身に残る羞恥心の理由を上手く思い出せずにいた。  戸惑い半分、想像以上の臨場感の仮想世界に興奮半分、と言った所で複雑な心境である。むず痒いような感覚が棘のように胸の中に刺さっているのだ。それでもVR体験の時間はまだまだ残っているため、次なるシチュエーションの選定に思考を切り替える。 「つっぎっは、と……。おっ! これなんて良さげでは?」  と、目についたのは『婦警になる』体験。  警察官の制服を身に纏い、様々な悪事に対峙するという内容のものである。どこかモヤモヤとした気持ちを晴らすという意味でも、この仮想世界で公僕権力を行使して、悪人を懲らしめるというシチュエーションには魅力しか感じられなかった。  意気揚々とVRゴーグルを被るかすみ。鼻から、ふんっ、と気合いの空気が漏れた。そして次なる仮想世界へとダイブしていく。  再び五感を包みこむ、今居た場所とは違うヴァーチャルな空間。  とは言えそのリアルさは現実と遜色ないレベルである。かすみの視界に映るのは、街中の風景。昼間の日光が眩しい、ビルが立ち並ぶオフィス街だった。そこでかすみは、婦警の制服をきっちりと着込んで立っていた。 「おおっ、さすがはかすみん、キリッとした制服姿も抜群に似合いますよぉ」  と、鏡のように磨かれたガラスを拝借し、自分の格好を確認するかすみ。その姿は、まさしく市民を守るに相応しき凛々しさと、元来のキュートさを共存させた格好。警察バッジが誇らしげにキララと輝くのが、今のかすみが正義としての職務に従事している事を現していると言えよう。 「うーむっ、やっぱりテンション上がりますよねぇ。さて、何か事件でも起きる感じですかねぇ」  と、舌なめずりしながらかすみは辺りをキョロキョロと見回した。すると、あからさまに怪しい挙動の男性が視界に飛び込んでくる。エスカレーター下で、スマホを構えながら、明らかに挙動不審な様子だ。 『ミッション・盗撮犯を捕まえろ!』  そう書かれたウィンドウが、かすみの視界に表示される。なんともシンプルな内容だが、こういうので良いんだよと言わんばかりにかすみは嬉々として動き出す。  腰に携えた手錠をじゃらりと鳴らし、男に向かって歩を進める。男は、それに気づかないまま制服姿の女子校生のスカートの奥を狙いスマホを掲げていた。 「乙女の敵! 正義の制裁をくらうがいいのですっ」  かすみは颯爽と男との間合いを詰めて、手錠を降りかざす。ガシャン、と無機質な音が小気味好く鳴り、次の瞬間には項垂れた男が拘束されていた。仮想世界のシステム上、色々簡略化された展開だろうが、かすみは興奮げに胸を張った。 『取り調べモードに以降します』  続け様に現れるウィンドウ。視界が切り替わり、個室で逮捕した男と対峙するかすみ。  用意されていた椅子に腰掛け、机に備えられたノートPCで男の情報を確認しながら尋問を開始した。この会話のやり取りで、男の過去の犯行までも認めされば、ミッションクリアーという流れらしい。この辺の難易度も特に高い訳ではないようで、かすみの尋問は順調そのものだった。ものの五分もかからないほどで男は諦めの色を滲ませながら、口を割る。  第一のミッションを楽々とこなしたかすみは、次々と現れるミッションに、意気揚々と挑んでいった。下着泥棒、プラットホームでOLを狙おうとする痴漢、コスプレイベントでカメラマンを装った盗撮犯…… (な、なんか……エッチな犯罪ばっかりじゃないですかね……)  よどみなく仮想世界で活躍しながらも、かすみの中で、そんな違和感が徐々に膨れ上がってくる。  次のミッションがスタートしても、かすみはどこか腑に落ちないものを感じてしまう。そのミッションはまたも盗撮犯と思わしき男を捕まえる内容のようだった。スカートの奥に秘める下着の撮影を狙う不埒過ぎる乙女の敵。 (しっ、しかし……なんでみんなパンツばっかり、そんな……)  と、思い至りながらもかすみは体験会の道中で晒してしまった自分の風のいたずらパンチラを思い返してしまい、恥ずかしに頬を染める。  無意識に内股気味になり、スカートを手で押さえるような仕草をしてしまう。そこで、かすみはざわついた感覚に全身が包まれる。 ──短い。  着用している婦警制服のそのスカートの丈が明らかに短くなっているのだ。 (なっ、なんでっ!?)  この仮想世界に飛び込んで、自分の姿を確認した時は膝が少し出るくらいの丈だったはずだ。それが、今はどうだろうか。太もものかなり上の方まで大胆に露出してしまっている。意識してしまえば、外気が肌を撫でる感覚に恥入ってしまう程だ。なるほどリアルさを謳うVRの本領発揮な訳ではあるのかもしれないが、かすみの戸惑いは募るばかりである。  少し前屈するくらいで後ろからショーツが覗き見えてしまいそうになる程のミニ丈のスカート姿では、今までなような毅然のした動きなど出来るはずもない。  目を白黒させながら、スカートを手で押さえ、男の確保に向かうかすみ。歩を進めるだけでタイトなそのスカートはズリ上がってしまうのだから、そんな惨めな様も致し方ない。  どちらが挙動不審なのかわからない状況で、しかし健気にミッションを遂行しようとする。かすみが男に近づいて、手錠を振り下ろせばその奮闘も報われるとばかりに、簡単に確保できてしまう。そして、取り調べモードに移行。  男は盗撮犯かつ、その画像を違法にアップロードしていた疑いのある犯罪者だった。  そんな卑劣なやり口を、正義に燃えるかすみに許せるはずもない。ノートPCに表示されるデータを元に、男を追い詰めていく算段を立てる。  しかし、そのPCの画面に、ピロン、とメール受信の表示がされると、どこか空気が変わったのを肌で感じた。  恐る恐るそのメールを開く操作をしていくかすみ。件名はなく、添付ファイルがひとつ。そのファイルをクリックして表示された画像が何を表しているかわからなくて、かすみは少し呆けたようになってしまう。 (なんですか、これ……? 肌色と、ピンク……?)  色の認識まで思考が追い付いた時、少しづつ悪寒のような感覚が背筋を駆けていった。 「こ、れ……ッ?!」  そして絶句。同時に脚をこれでもかと閉じるように力を込め、机の下のスカートの裾を引っ張り、強く押し付けるようにする。  パソコン画面に映るその画像は──椅子に腰をかけるかすみの下半身を、対面から撮影したようなアングルのものだったのだ。  タイトでミニなスカートでは、その奥の股間を守りきれなく、桃色デルタ地帯が、鮮明に露わになってしまっている。 「こっ、これ……アナタが……ッ?!」  かすみは、対峙する男に問い掛ける。動揺を隠せないかすみを嘲笑うかのように、男はいやらしく口角を釣り上げてきた。 「婦警さんが、そんな短いスカート履いてたから、さぁ」  悪びれる様子など微塵もなく、いけしゃあしゃあとそんな事を言ってのける男。  かすみはそんな乙女の尊厳を蔑ろにする言い草に、目尻を上げた。怒りによる熱と共に、下着を盗み撮られた事による羞恥の熱も上乗せされる。 「けっ、消しなさい……ッ! 早く!!」  机から乗り出すように男に詰め寄るかすみ。その瞬間、下の方からまたメールが届いた事を示す音が鳴り響き、反射的にそちらを見やった。  立ったままPCを操作をして、添付されている画像を開く。そこには、前屈みになった事で、スカート後方の角度が上がり、ふるんっ、とした尻たぶと、その隙間を縫うピンクの布地を公開してしまっているかすみの姿がローアングルで撮影されていた。 「まっ、またァ……っ!」  かすみは顔を真っ赤に染めながら、スカートを必死に押さえる。その屈辱的な様を、男はニヤニヤとしながら眺めている。立て続けざまにミニスカートから垣間見えるピンクショーツを撮影されては、かすみの羞恥心メーターがどんどんと上昇していく。  下着を見られたとて、減るものではない──なんて常套句があるが、乙女としての純度がゴリゴリと汚されていっているのを感じるのだ。かすみがそんな恥辱に打ち震えるている内に、ウインドウが表示される。 『最終ミッション、盗撮グループの摘発』  そんな指令が、かすみの視界を流れていく。 「グループ……?」  今までとは毛色が違うその内容に、かすみは不審げに眉を歪めた。 「そうグループ。俺の仲間達を全員逮捕しないと、婦警さんのピンクパンツ画像がネットに晒されちゃうかもね~」  男がかすみを煽るようにそんな事を言ってくる。挑発のような発言だとわかっていても、かすみとしては無視する事は出来ない。  もはや仮想世界でのシチュエーション内だという認識すら薄れつつあるのは、頭に血が昇っているせいだけではなかっただろうか。当のかすみはそれに気づく事なく、さらにバーチャルとリアルの境目を曖昧とさせながら、盗撮男への怒りのボルテージばかりを上昇させていくのだった。 「くぅ~っ! も、もう、絶対懲らしめてやりますからね!!」  かすみは決意に満ちた表情で、力強く拳を握り締める。次のステージで、乙女の使命のために活躍する己の姿に思いを馳せたのだった。そうして、仮想世界は切り替わっていく。 「さて……これから婦警のかすみちゃんの最終章、盗撮グループ摘発のためアジトに乗り込む道中で、大ピンチに!! 編が始まる訳だけど」  VR体験ブースで佇むかすみを囲んでいる中の男の一人が、そう口にする。 「ふははっ、誰に説明してるんだよ」  そんな誰かのツッコミは、しかし目の前に居るかすみには届く事はない。かすみは完全に仮想世界に囚われた様子で、ゴーグル越しに虚空を見据えているだけだ。視覚と聴覚の感覚は虚構のそれに変換され、正常な判断力ごと奪われてしまっている。 「アジトの場所を教えるために指定された電車でのルートを辿る正義の婦警さんだったが、もちろんそれは罠で、取り囲まれてしまって……てね」  男は、かすみのこれから起きるであろう状況を口にする。別途設置されたモニターでも現在のかすみ視点でのVR世界が確認出来、彼女はちょうど電車に乗り込んだところのようだった。 「くくっ、ダメだよなぁ、婦警さん。そんな簡単に悪人に誘導されちゃ……」  男はニヤリと嘲笑を浮かべる。まだ移動のためだけのシチュエーションだと思い込んでいるであろうかすみに、周囲を警戒する様子は微塵も見受けられない。その視線の先には、『痴漢にご用心!』という注意喚起のポスター掲示されていた。  電車内は進むにつれて混み具合を増していく。そんなモニター表示の傍ら、とある男がぶら下がり健康器のようなものをブース内に運んでくる。男達の準備は着々と整いつつあった。  さすがに空気の澱みを感じたのだろうか、かすみは身体を抱くように縮こまる素振りをみせる。 「じゃあ、そろそろ……」  男の中の一人が、そう呟いた。その声と同時に、かすみの左右に陣取っていた男達が素早く動き出す。 「……えっ?」  かすみから驚きの声が上がる。が、既に彼女は両脇の男達から腕を掴み上げられていて、瞬時に設置されたポールに固定されてしまっていた。  仮想世界のヴィジュアルにおいては、巧みに手錠を奪われ、それを吊り革に繋がれたように表示されている。 「えっ? えっ、ちょっとっ!?」  かすみの困惑の声は続く。いきなり身動きを制限させれてしまったのだから、それも当然と言えよう。状況が理解出来ず、くねるような動きを見せるだけのスクールアイドル。  その姿だけでも、卑劣な男達には十分な興奮材料となる。 「ふふっ、婦警さん……、ちょっと不用意だよねぇ……」  かすみの耳元で怪しく囁く男の声。それはリアルとヴァーチャルとのリンクを果たしており、かすみの肩を震わせた。 「盗撮グループなんて卑怯な奴らが、電車内で集団痴漢とか、そんな美味しいシチュエーション、逃すはずないじゃん」 「なっ、なにを言って……っ!」  男のそんな理論に、かすみは抗議の声を上げる。しかし、そんな事はお構い無しにと、男達の手がかすみの下半身に向かっていった。  スカートから無防備に伸びる、すらりとした脚。まずはその右膝の裏側を、ソフトタッチで撫でつけていく。そうすると、かすみのふとももに力が入り、ぎゅっと膝を閉じようとする。精一杯のガードの体勢なのだろうが、その行為がむしろ可愛いらしく思えるほど、かすみは既に男達の狡猾な罠に捕らえられてしまっているのだ。抵抗にすらならないそんなか弱い足掻きでは、スカートの両端の裾を摘もうとする指先を止める事は出来ない。 「やっ?! ちょっ、なっ、何するんですかっ!?」 「何って、かすみんのパンツ見せてもらうんだよ」  そう言い切った後に、するするとゆっくりたくし上げられていくスカート。仮想世界の中とタイトスカートとは違い、ヒラヒラのそれではいとも容易く捲られていってしまう。  徐々に露わになっていく、色白のおみ足と下着。そのコントラストはなんとも言えず扇情的なものだった。  男達はふとももの肉に指を沈み込ませ、その感触を楽しむようにしながら、ショーツに近付いていく。かすみは身体をビクつかせる事しか出来ず、羞恥と恐怖が入り交じった表情で目を白黒させている。 「で、電車内で婦警相手に、こんなァ……っ」  シチュエーションの設定に支配されているであろうかすみは、男達にとってお門違いの悪態をつく。男達は、そんな様を嘲笑うように、完全にスカートをたくし上げてしまい、ピンク色のショーツを大胆にさらけ出してしまった。 「さすがスクールアイドルは可愛らしいパンツ穿いてるんだねねぇ。ダメだよぉ、盗撮犯の前でそんなパンツ丸出しにしちゃったら、いっぱい撮られちゃうよ?」  羞恥を煽るように男の一人が口走ると、他の複数の男達がスマホをかざし、一斉に撮影を始める。 「えっ!? そ、そんなっ、ダメですっ! 撮っちゃダメぇっ!!」  仮想世界内でも、カメラを構えた複数の男達からのシャッター音に苛まれるかすみの様子がモニターで見てとれる。恥辱に頬を赤らめながら、下着を記録媒体に収められてしまうその卑劣行為に悶えるかすみ。  必死に身を捩っても、下半身が悩ましくくねるだけの姿に、男達の興奮は一層昂まっていくのみだ。 「かすみんのおパンツ丸出し画像、最高のオカズになるねっ」 「うほっ、さすがアイドルはダンスとかで鍛えられて、細身なのにお尻はプリケツだね~」  男達のそんな下劣な感想は、さらにかすみの心を辱めるのだろう。悔しそうに眉を寄せ、頬を紅潮させるその表情が堪らなく嗜虐心を唆る。 「ほらほら婦警さんっ、頑張らないと、犯罪者の好き放題にされちゃうよ~?」  男達は言葉も利用してかすみの心を揺さぶる。それに対する乙女の反応が、また彼らにとって劣情へのスパイスとなるのだ。 「じゃあ、かすみんにチャンスをあげようか……。こうして……っと」  男がかすみの片手を解放する。 「これで少しは抵抗できるでしょ? さぁ、頑張れ~っ」  ゲームを楽しんでいるかのようにケタケタと響く笑い声。かすみは空いた手でなんとかスカートを正そうする。当たり前のその行動も、横から伸びてくる男達の手の妨害にあい、ままならない。 「ほら、婦警さん~、もっと頑張らない、更に恥ずかしい写真撮っちゃうよ?」  男はスマホをかざしながらそう煽ってくる。そして、後ろからかすみのショーツの腰側のゴムに指をひっかけ、引っ張り寄せるようにしてくる。 「やっ、やめ……ッ!」  そうされると、かすみの生尻が上から覗き見えるようになってしまうのだ。ひっかけた指を離すと、ゴムの張力で、パチンッ、と音を立てショーツはお尻を包んだ。そして、すぐまた同じようにしてショーツを引っ張り寄せて、更には少しズリ下げて、桃丘の割れ目を露出させていった。 「お、お尻、見るなァ……っ」  そんなセクハラ痴漢行為に、かすみは必死に片手で抗おうとする。半ケツ状態までされてしまった下着をなんとか直すが、すぐまだショーツを引っ張られ、肌色が露わにされてしまう。  そんなイタチごっこな攻防戦をお尻側で繰り広げるだけで、かすみにとっての状況はなんら好転しない。それは男達の術中通りな訳で、かすみが後方からの手にばかり気を取られていれば、今度は前側に回り込んだ男達の手までが加わってくるのだ。 「かすみちゃん、油断しすぎぃ~っ」  内股を撫でながら、両脚を開かせるようにベクトルを加える。 「きゃっ!?」  男達の力業に、小さな悲鳴あげるかすみ。そのまま手は鼠蹊部に上がっていき、グイッとかすみの下半身を押し広げてしまう。ショーツ丸出し状態で、そんな風に股間を強調するようにされればその恥丘の小ぶりながら柔らかそうな様が、はっきりと男達の目に映る。 「やっ、やァ……っ、こんなの……っ、ダメですぅ……」  股間の──とりわけ下着のクロッチ部に集まる熱視線。そのふくらみの中央には一本の縦線のようなスジが入っているのがわかる。その卑猥なピンクデルタ布地をスマホで余す事なく撮影しながらも、男達の手指は周辺を愛でるように撫でまわしていく。 「んっ、やっ、やめ……っ」  くすぐったさも伴うような手つきに、かすみは悩ましげな吐息をこぼす。その反応を面白がるように、男達は手つきにいやらしさを加えていくのだ。 「ほら、かすみん、抵抗しないと拡げちゃうぞ~っ」 「くぱぁ~ってかぁ。うわぁ、パンツの上からでも見えちゃうかもね」  股間の際どいラインに指を食い込まされ、左右に開くようにされれば、媚肉が下着を掻い潜って覗き見えてしまいそうになる。短めなヘアもわずかに飛び出し、スクールアイドルがおおよそ見せてはいけないような痴態が、男達の前に晒し出されてしまう。 「やっ、やだァ……っ!」  片手を必死に伸ばして、好き放題の手指達を振り解こうとするかすみ。しかし、そうすれば今度はお尻のガードが甘くなってしまうのは必然。その隙を見逃さず、後ろからガバッと桃尻がほとんど見えるほどにショーツを下げられてしまってた。 「はいっ、婦警さんが電車で生尻丸出し~、これは猥褻物陳列罪だねぇ」  言葉責めも織り混ぜながらのその淫猥行為は続けられる。 「や、やだァ……っ!」  お尻を丸出しにされた羞恥は計り知れないようで、かすみは反射的に下着を引き上げようと手を後ろ側に回す。そのゴム部をすぐに掴み取ったまでは、まだ良かったのかもしれない。  しかし、男達の卑しい手はその一瞬を逃さず、ショーツをかすみの手ごと一気に引き上げたのだ。 「ひぅッ?!」  布地を絞り込みながらそうしたせいで、まるでTバックのようになってしまう。かすみのお尻の割れ目はショーツに締め付けられ、足が浮いてしまう程の上ベクトルを伴う食い込みに襲われていた。 「は~い残念っ! アイドルのTバック姿の完成で~すっ!」 「や、やだァ……っ」  その圧迫具合を嫌がってか、お尻をくねらせても、Tバック状態ではただただ卑猥に見えるだけだ。さらには、布地の食い込みは股間部も苛むことにる。そこに秘める女芯が、ショーツ越しとはいえ、より強調を果たす。 「かすみちゃん、えっろ~っ」 「お尻も、ぷるぷる揺れて、可愛いねぇ」 「Tバック姿で、はいっ、チーズっ」 「やっ、やだっ! 撮らないでェ……っ」  もはやかすみの声は弱々しいものになっていた。片手でどれほど抵抗しても多勢に無勢で、ショーツを屈辱的食い込まされた淫らな姿で股間もお尻も好き放題に嬲られているのだから、それ無理も無いだろうか。  そして、遂には男の一人が、ショーツ越しの秘裂を、するんっ、指でひとなぞりした。 「くふっ、んん……っ」  搾り出るようにかすみから甘い声が漏れる。それに調子付いて、そこを重点的に責めようとするが、かすみの手が押さえつけるように伸びてくる。 「あら、まだ抵抗できるなんて、思ったより頑張るね。さすが正義の象徴だ」 「確かに、まだ濡れてるわけじゃなさそうだし……でも、ちょっと時間も無くなってきてるから、強行させてもらうね……」  そんな風に言った男の指先には、なにか軟膏のような物が付いている。それを他の男達が連携よくTバック状の下着を横にズラす事で、クレバスの奥に秘めた窄まりに塗りつけた。 「ひゃんっ?!な、なにを……っ!?」  突然の事にかすみが驚きの声をあげる。しかし男はそれに取り合う事もなく、軟膏を馴染ませるように指を動かだけだ。アナルへの刺激は、さすがに乙女にとって未知の感覚だろうが、男達にはもはやお構い無しだ。 「即効性の媚薬だから、すぐに効果出るよ」  男が囁くように言う。その言葉通り、数分も経たないうちにかすみの腰が震え出した。頬が紅潮を増し、瞳が虚ろに潤み出す。 「や、やだァ……っ」  切なげに身体をくねらせるかすみ。その仕草は男達の情欲さらに煽るだけではなく、媚薬が彼女の肉体を蝕んでいる証左でもあった。  実際、男が再び下着越しに陰部へ指を這わすと、そこに潤とした蜜が絡みつくのを感じる事が出来たのだから。 「やァ……っ、あっ! やっ!」  かすみから発せられる嬌声も、ボリューム上がり、艶具合も増している。その反応に、男達は口角を吊り上げながらも意地悪く耳元に口寄せる。 「ねぇ、婦警さん、あんまりえっちな声あげてると、囲んでるからって他の乗客にバレちゃうよ?」  そう囁かれたかすみは、ハッとして口元を押さえる。そうして下半身が無防備になる事に男達の笑みがさらに深くなった。  後はワンサイドゲームだ。男達の手つきが更に卑猥さを増し、ショーツ越しに媚肉を捏ねくり回す。大陰唇を揉みほぐし、割り開き、膣口を啄むような指遣いを見せる。 「んっ、やっ、やァ……ッ! あふっ!」  媚薬と性感帯への的確な刺激に、かすみは腰を跳ねさせるようにしながら悶えるだけ。声もほとんど抑えられていない中、しつこくショーツ越しの割れ目を愛撫される。蜜壺の浅口に度々指を立てられ、堪らずそこはほぐされていってしまう。  執拗な手つきで官能をどんどん揺さぶられ、翻弄されていく少女の姿。その余りに淫らな様までも、あらゆる角度で余す所なくスマホのカメラで記録されるのだ。 「くくっ……もう、かすみんの本気汁でパンツぐしょぐしょだよ」  そう揶揄する男の指は、確かにネットリとした蜜液が絡みついている。それを潤滑油に、更に花弁を滑らかに這い回り、かすみを追い詰めていった。  捕らえられた女芯は、ひくんっ、ひくんっ、と震えながらも必死に性感に堪え忍ぶ。だが、淫靡に女性器を嬲られ、あまつさえ陰核にまで指先が往復するようになれば、限界などすぐそこであろう。  下着越しであろうと、いっさいの手加減なく悦楽を叩き込まれて、かすみに勝ち目などない。なおもお尻側で絞るようにショーツを引っ張られ、股間の最もデリケートな部分はクロッチ部からズレて、布地の薄い箇所で指の刺激を受け続けるのだから殊更だ。 「や、やっ!? うァっ、 あっ!? んっ、やっ! 」  と、切羽詰まったような喘ぎを溢すかすみ。その声に比例して、ショーツ張り付く肉土手に浮き上がる愛液の染みは、どんどん劇的なものになっていく。 「あれ、もしかして……イきそう? 婦警さんなのに、痴漢にパンツ越しにおまんこ弄られて、イッちゃいそうなんだ?」 「ち、違うぅぅ……っ! やッ!やだァ……」  懸命に否定しようも蕩けかけた理性では、それもままならないのだろう。その言葉は余りにも弱々しく、ただ男達の欲求を唆るだけだ。  股間の指先の動きは止まるどころか勢いを増していく一方で、クリトリスを爪で引っ掻くようにされたり、膣口周りをマッサージするかのように揉み込まれたりと、もはや少女に耐えられる刺激の量を大幅に上回っていた。 「もう……っ! もう……ッ!!」  その声と同時に、かすみの腰が激しく跳ね上がる。だが、男達の手捌きは緩まない。執拗に女陰を撫で回し、ショーツ越しに蜜口を穿り、淫豆を扱き、あまつさえお尻の割れ目に指が滑り込んでアナルさえも摘み出そうとする。もはやどの刺激がアクメへの契機になるのかも判別出来ぬ程の苛烈な責めだ。  そして── 「あっ!あッ!やァ……っ! あァああァぁあぁァァアアッ!!!」  かすみから一際甲高い叫びがあがった。それは男達による手淫オーガズムを果たした証だった。  激しい痙攣の中、潮と愛蜜が入り混じったような液体がショーツから溢れ出す。ふとももすら濡らす程大量なそれが、かすみの絶頂の激しさを物語っていた。 「あは……っ! イッちゃったね~、婦警さん」 「くくくっ、痴漢に手マンされて潮まで吹いちゃうなんて、かすみんもとんだ変態だねぇ」  そんな嘲笑うような言葉も、荒い呼吸で肩を上下させるだけのかすみには届いていない。  ピンクのショーツからは、粘っこい本気汁が垂れ、太ももをいやらしく伝っている。そんな哀れな様すら、男達は我れ先にとスマホカメラで撮影していく。かすみは打ち上げられた魚のように、上の空で口をパクパクとただ開閉するだけだった。  モニターには黒いバックに、『GAMEOVER』の文字が鮮烈に浮かんでいる。  かすみの仮想世界の視界にも同じように、敗北を意味するその文字が支配している事であろう。へなへなと、その場に座り込み、虚ろな瞳でブラックアウトとの境界をただ彷徨う。  そんな哀れなスクールアイドルの姿は、男達の欲望の成れの果てとしては、あまりにも理想的で愉悦をそそるものだった。

7/16完成稿更新【リクエスト】スクールアイドル、セクハラVR体験の罠【早読ver】

More Creators