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桜梅桃華@女装・TSF小説
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【特別編】残業の果てに辿り着いた、僕の新しい世界 ー瑠衣視点:彼を変える計画ー:4

午後のオフィス。

書類の山を片づけ、ようやく一息ついた頃。

真帆が隣のデスクから小声で囁いた。


「ねぇ、瑠衣さん。昨日のレンくん、思い出しちゃって……ふふっ」

その笑い声だけで、私の胸にも甘い熱が蘇る。

思わず、口元が緩んだ。


「ああ、もう最高だったよね」

あの子を買い物に連れ出すきっかけを作ったのは、私。

営業の千尋ちゃんをそっと焚きつけて、買い物に付き合わせた。

私たちは偶然を装って、そこに現れた。


想定通り、レンくんは戸惑いながらも流れに逆らえず、私たちと買い物することになった。


店内のガラスに映る、少し緊張した横顔。

私はその表情を眺めながら、どんな服を着せたら一番可愛くなるかを考えていた。


そして――見つけた。

淡いピンクのフリルワンピース。

胸元に小さなリボン、裾にはレース。

“女の子の可愛い”をそのまま形にしたような一着。


「レンくんには、これが似合うと思う」

そう言うと、千尋ちゃんもすぐに頷いた。


「ぜったい可愛いです!試着してみませんか?」

案の定、レンくんは真っ赤になって視線を泳がせた。

でも、断れない。


レンくんが試着室からおそるおそる出てきた瞬間のことを、今でもはっきり覚えている。

ふりふりのフリル、リボン付きの裾。

彼の頬は真っ赤で、膝をすり合わせるようにして立っていた。


「似合ってたよねぇ。あんなに照れてるのに、ちゃんとスカートの裾を気にして……」


「はい。もう、完全に女の子でしたね」


私たちが顔を見合わせて笑っていると、向かいの席から茜が顔を出した。


「いいなぁ……私、昨日行けなかったから……」


「残念だったね」


「うん、ほんとに悔しいです。次は、どんなことをするんですか?」


その問いに、私はゆっくりと指先を頬に当てた。


「次はね……レンくんの乳首を開発しようと思っているの」


「……え?」

茜が瞬きを繰り返す。

その素直な反応が、なんだか愛しく思えた。


「開発?どういう……意味ですか?」


「そのままの意味よ」

私が微笑むと、真帆がくすっと笑った。

彼女はもちろん、何をするか知っている。


「ふふ……何年か前の話なんだけどね……」



あれは、茜が入社する少し前のこと。

当時、真帆はまだ新入社員だったの。

仕事はおぼつかなかったけど、妙に観察眼が鋭くて、どこか“私と似た匂い”がした。

ある日、私の一つ上の経理部の男性社員がミスしたのを見て、目の奥で笑っていたの。


――あ、これは素質があるなって思った。


私は真帆をランチに誘い、軽く探ってみた。

すると案の定、「男性が慌てる顔を見るのが好き」って言ったの。

そこから先は、早かった。


「ちょっと一緒に実験してみようか」


「なにを、ですか?」


「男の人をメス堕ちさせる方法」


その時の真帆の笑顔、今でも忘れない。

可愛らしい顔で、残酷な興味を隠しもしなかった。



ターゲットは例の経理部の先輩。真面目なんだけど、少し鈍いタイプ。

最初は飲み会の帰り、私は偶然を装って腕を組んだ。


「先輩って、意外と筋肉あるんですね」

そんな軽い一言で、彼はもう顔を真っ赤にしていた。


それから週に一度、仕事帰りに彼をカフェに誘った。

愚痴を聞いて、優しく笑って、軽く触れる。

そうやって、少しずつ距離を詰めていった。


そしてある夜、彼を自宅に呼んだ。

「相談があるの」って。

彼は迷いながらも来た。

真帆が待っていることも知らずに。


案の定、彼は2人きりじゃない事に、少し残念そうだったな。

それ以上の快楽が待ってるのにね。


3人で少し談笑した後、部屋の中で、彼に目隠しをさせた。


「変な事はしないから大丈夫ですよ、先輩」

私は彼の胸元に指を這わせる。

そして――乳首を軽く摘まんだ。

その瞬間、彼の身体がびくんと跳ねた。


「ん……な、なにするの……?」


「気持ちいい?」


「や……ちょ、ちょっと……」


「ふふ。嘘つかないの」

次第に、彼の呼吸が荒くなっていった。


私たちは交互に彼の乳首を責めながら、反応を観察した。

押す、ひねる、爪を立てる、舐める。

そのたびに彼の腰が浮き、甘い声が漏れた。


最初は戸惑っていたのに、次第に自分から求めるようになっていた。


「だめ……もう……」


「どうして?気持ちいいでしょ?」


「……そこ、だけ……で……」


――その夜、彼は初めて乳首だけで果てた。


そこから、彼はもう戻れなかった。

翌日以降も、私や真帆の姿を見るたびに落ち着きを失い、

出社しても毎日シャツ越しに乳首を押さえていた。

そして数ヶ月後、会社を辞めた。



「結局、自分でどんどん乳首をいじっちゃって、男の人なのに乳首がシャツからぷくぅっと浮いちゃって……なんか最後はニップレスして出社してたみたいなの」


「真帆、あれはニップレスじゃないよ。内側に小さい針がついてるの。あれをつけてると日常生活で、どんどん乳首の感度が上がってくの」


「そうだったんですね。どこまでも堕ちていっちゃった訳ですね」

真帆が楽しそうに笑う。


茜は唇を押さえ、顔を赤らめたまま動かない。


「……そんなことが、本当に……?」


「あるのよ。男の人の乳首ってメス堕ちする為にあるの」


私は紅茶を一口含み、ゆっくりと笑った。


「だからね、レンくんにも、次の段階を踏ませるの」


「ち、乳首……を、ですか……?」


「ええ。身体の“中心”を、女の快感で書き換えるの」


その言葉を口にした瞬間、背筋をぞくりとした。

自分で仕掛けた罠なのに、なぜか昂ぶってしまう。

真帆の視線も、どこか熱を帯びていた。


「瑠衣さん、レンくん……もう、逃げられませんね」


「心も身体も、女の子色に染まるよ……」


【5章へつづく…】

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